コ・ウェアは無料ソフトです。 コ・ウェアは受託開発です。

システム導入で大企業が得るメリット - コ・ウェア・ライセンスを活用する

社内SEと共存しやすい

企業内でのコード再利用に制約の無いコ・ウェア・ライセンスは、社内に開発要員を持つ企業に多くのメリットをもたらします。

経験上、システム開発の中で、80%の作業はあらゆるシステムと共通です。 それは企業秘密でも何でもなく、もしかしたらコピーできるかもしれないものを、 ライセンスや好みなど何らかの都合で、再作成しているだけです。 たとえば、決定ボタンやキャンセルボタンは、ありとあらゆるシステムに存在します。

残りの10%ほどが、業界に固有の商慣行や法律に対応する作業です。 これも企業秘密ではありません。 もしかしたら、同業他社と共有できるかもしれない部分です。

最後の10%が、企業に固有のコードです。 特別な計算式や顧客情報などが含まれます。 高い能力と高い給料を持つ社内SEは、本来、この部分に特化してこそ力を発揮します。

今まで社内SEに渡していた作業の90%が、企業秘密ではなかったのです。 これを 社内SEに新たな負担が発生しない形で外注するには、 コ・ウェアが最適です。

決算対策ができます

複数企業のグループから成る大企業では、コ・ウェアを決算調整のツールとして活用できます。 決して粉飾決算や脱税ではない、ごく通常のビジネス行為による合法的な決算調整です。

グループ内の全企業で使用するシステムの開発費用は、誰が負担するのでしょうか? 通常は、受益者負担として、開発費とライセンス料を関連するすべての企業が負担します。 しかし、コ・ウェアは、最初に開発を依頼した企業が全費用を負担します。 その後はフリーソフトになるため、新たにグループ内の別会社がダウンロードしても、ライセンス料の発生はありません。

今期の予算が残っている子会社が最初に発注することで、 グループ内の他の企業の負担を 0 にし、 損益の平滑化を図ることができます。

/ja/shop/enterprise.html 2010-12-10